シュルクってどんなキャラ?(ニュートラル編)

どうも57(こな)です。

これからシュルクを信じて勝っていきたいので、現状の僕がシュルクってどんなキャラなんだろうっていうことを整理しておきたいなぁと思って筆を取っております。

試合におけるそれぞれの場面は「ニュートラル」「着地狩り」「復帰阻止」「崖狩り」「着地」「崖上がり」「復帰」の7つに大きく分けられると考えている。今回はそのうち「ニュートラル」について綴っていく。

 

~ニュートラル~

ここでいうニュートラルとはお互いにステージ上にいて牽制しあっているような状況とします。

結論から言うとこの状態のシュルクはあまり強くないんじゃないかなぁと。地上技はフレームが重くリターンも出づらい。

空中攻撃は地上の相手に当たるまでに確実に13F以上はかかる。しかもリーチを押し付ける際に使う技(空N空前空後)は全て単発技であるため置きのジャスガや見てからジャスガにめっぽう弱い。かといってジャスガが出来ない位置、つまりガードされない間合いで空中技を振っても相手が動かない限り何も起こらない。これは時間使えてモナドが回復するのでメリットの1つではあるんですが、飛び道具とかスピードキャラのDAで差し替えされることも珍しくなくブンブン振れる技ではない。そういったキャラにはその間合いで振るだけではこちらに流れが来ない(足遅リーチ短い族にはこれでいい)。どこかで前慣性をかけたり透かしを取り入れて相手のテンポを乱さないといけない。ここまでしてようやく相手が発生前を潰しに前に出てきたりガード後の読み合いに持ち込んでくる。こういった行動を取られた際に相手の動きを見てから対応がするのが難しい。透かしを読まれてダッシュガードで詰められると近距離の間合いになってしまい不利状況だ。とどのつまり技を置くかどうかで既に読み合いが始まっているのでニュートラルでの完封は理論上ありえない訳である。麺麺やセフィロスゼロサムほど横への制圧力のある技を持つ、もしくはマルキナクラウドのような相手の動きをギリギリまで見て振れる早い置き技があるキャラはニュートラルで優位に立てるだろうがシュルクは意外にもそういうキャラじゃない。もちろんどのキャラを使ってもニュートラルで完封なんてことはほぼ不可能だろうが、あくまでもそれを目指せるほどの技を持ってるかという話である。シュルクは多分持ってない。付け加えると先のキャラに比べ一度空中で付けた慣性が戻りづらく空中での間合い管理に融通が効かない。結果的に空中技を活用していきたいのに結果的に振り方のバリエーションが少なくなり読み合いの幅が狭まる。

 

ではニュートラルが弱いかと言った話だが一概にそうとは言えない。忘れてはいけないのだ、このキャラには天上天下唯我独尊モナドアーツがあることを。

 

「疾と斬」それぞれ役割の異なる2つのアーツを使えば差し合いの概念すら大きく変えてしまう恐ろしさを秘めている。

まず「疾」のダッシュ掴みはまず見えない。シュルクは基本的にガードに対して固めるのが苦手なファイターなのでガードが安定な状況が多く存在する。そこを疾ダッシュで崩して展開維持を続けられれば相手はガードが安牌ではなくなり①空中に逃げる②置き技を増やしてダッシュを潰す③ガードでダッシュ掴みを釣ってその場回避を通す、あたりの対応を取ってくる(もちろんキャラによって他の択もある)

①には空N空前で対空する、もしくは様子見

②には飛びを通す、垂直ジャンプで様子見

③にはステステでテンポを乱す、ダッシュ空Nで差し込んで持続でその場回避を狩る

などこちらの回答も存在する。

先程と形は違うがやってることは同じく差し合いである。しかし普段は自分からの差し込みが難しく受け身な立ち回りになりがちなシュルク素早い差し込みで相手を翻弄し立ち回りの主導権を握りやすくなるのがこの「疾」の強力な点である。最低でも発生に13F以上はかかる空中攻撃も素早く移動しながら発生させれば相手はピントが定まりづらくそこにキャパを割かないといけない。さらに展開を取ったあとに維持しやすいのも高ポイント。ただ問題は動きが早くなっても技の発生は変わらないため近距離の読み合いでは相変わらず取れる行動が少ないということ。しかもステップの距離が長すぎて一層細やかな立ち回りは出来なくなります。なのでステップで翻弄したあとは歩きで細かく様子見を挟んだりしないといけないというのが難しいなぁと思います、なんなら僕はまだそれできないです。

 

「斬」はシンプルに当てると火力が爆発しかねない技が幾つかある。

「DA」「掴み」「降り空N」の3つである。これらはどれだけ差し合いの読み合いに負けても1度通せるだけで60%以上をたたき出すことも珍しくなく簡単に流れが引っ繰り返せる。

大体は「掴み」→「下投げ」→「下強」→引き読みで前に出る or 技置きをジャスガか引きで差し返し、になるだろうか。空Nからは掴みは繋がるのでそのまま下投げ下強から読み合い。DAからは下強挟んで引き読みか技置き読みのどちらかって感じが多い気がする。空前や空後からDA、上り空Nから掴み、降り空上から上り空上、透かし空下から掴み、らなどとにかくやりたい放題。パチンコで言う確変状態よもう。格上相手にあの瞬間に持ち込めるとほんとに脳汁ダバダバやしその流れで相手のストックまで普通に溶かせる。悪魔の所業。しかも先程の「疾」で展開をとり受け身先や崖狩りなどで「斬」の読み合いに強引に持ち込める。斬での展開維持も他のシュルク使いの意見も聞いて別に纏めたい。

 

斬の弱点として自分の食らうダメージも増えるので読み合いに負けると痛手を追うことになるのだがなんとモナドアーツにはあの○○○○をも激怒させた「盾」がある。これを使えばあら不思議、相手のコンボが途切れてる〜🙄🙄🙄

 

シュルクは「復帰阻止」「崖狩り」が特に強力なファイターなのでニュートラルでの目的は火力を稼ぐ他にこれらの展開に持っていくことだと自分は考えている。復帰や崖上がりに難のあるファイターには疾で運んで外に出て確実に展開維持、復帰や崖上がりが強力なファイターにはダブルアップで斬に切り替え確変モードに持ち込む。というスタイルが現状自分の考えているシュルクの強い立ち回りだ。ノーマルモードはあくまでもモナドの回復待ち。

 

とまぁ、ここまでダラダラ書いてきましたが何が言いたいかって言うとね。剣士キャラって世間ではリーチを押し付けて立ち回れるから処理寄りの立ち回りで安定性があるってよく言われるじゃないですか?ここまで読んでシュルクってほんとにその特徴に当てはまってるんでしょうか?ノーマルの立ち回りは常に読み合いになるしリターンも出ないからモナドの回復待ちに使う。「疾」で揺さぶって立ち回りの主導権握ってなんとか有利展開に持ち込む。そして「斬」の読み合いでぼったくる。読み合いに負けたら「盾」にしてリセットする。これあんまり処理の立ち回りのように思えないんですよね。これ剣士キャラってより重量級に近いと思うんです。普通に殴り合いしとるやんけ。

 

コメさんのシュルク見てても終始リーチ押し付けて処理してるなぁって試合に覚えがなくて、大体自分からリターン求めに行ってるんですよね。このスマブラSPにおいて処理の立ち回りなんて存在しないんじゃないかって思うくらい。差し返しよりも差し込みのリターンが高すぎてガンガン攻めた方が流れもつかみやすいんじゃないか?って思います正直。

 

もちろんストックリード取れれば斬で置き技多めにしてリスクの少ない立ち回りにシフトするなど、先の戦法以外にも戦い方はあると思います。むしろ僕のシュルクに対しての今の考えはかなり浅いと思ってるので、これからどうやって仕上げていこうなぁって段階です。

 

もっと脳みそ整理してからブログ書けば良かった。とりあえずいっぱい書いて文章に慣れたいので許してください。とにかくシュルクニュートラルは「処理は出来ないけど一度針の穴に糸を通せれば爆発する」くらいで今は考えておきます。ここまで来てDoubleAさんの受け売りで締めくくるのほんま草。